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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第50楽章 ―葵西幼稚園に赤い汽車バス配置―

 引き続き、平成5年の十勝毎日新聞の記事を見出しで紹介します。

1.平成5年10月27日 園舎増改築ほぼ完了 帯広藤学園
          新たに視聴覚室も設置
2.平成5年11月01日 大空保育所 元通りに修復 来年3月にも完成
3.平成5年11月01日 芽室幼稚園で記念式典 開園25周年を祝う
4.平成5年11月27日 芽室幼稚園の園児 元気に歌などを披露
          特別老人ホームを訪問
5.平成5年12月01日 さくら保育所 もちつき楽しいね
          一足早く“お正月気分”
6.平成5年12月11日 仲良く手とり学校を探検
          若葉小が帯広わかば幼稚園と1年生と年長組
          楽しく共同授業 立派なお兄さんお姉さんぶり
7.平成5年12月20日 鈴蘭保育園 園児がもちつきに挑戦
8.平成5年12月23日 芽室幼稚園でマジックショ―
          不思議な世界へ招待 町職員の加藤さん
9.平成5年12月24日 幕別・わかば幼稚園4月から3歳保育を新設

 残念ながら、十勝毎日新聞で葵西幼稚園の配置した「赤い汽車バス」を配置(6月)した記事は見つからなかった。この汽車バスは、当時の源照学園(現葵学園)は、葵幼稚園の閉園問題を引きずるような形で労使間に少なからず意思の疎通がスムーズではありませんでした。それが端的に園児数に表れています。平成5年時、源照学園が運営する幼稚園は三つ、葵幼稚園、葵南幼稚園、葵西幼稚園ですが、定員は、それぞれ260人、345人、160人でした。その定員に対して園児数は、110人、124人、209人です。これを定員に対する割合で示すと、42.3%、35.9%、130.6%となります。つまり、源照学園が生き残る道は葵西幼稚園を中心にした運営方針にシフトする必要があったのです。

 そこで理事会は、葵幼稚園を存続させるとした父母会との約束を守ることを前提にしながら、葵幼稚園の経営権の丸ごと委譲できないかを模索することにしたのです。この話はいくつかの交渉はしましたがまとまりませんでした。


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