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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第76楽章 ―障害児保育研究指定園の指定―

 引き続き、昭和50年代の帯広市全体の幼児教育環境を把握したいと思います。昭和59年3月発行の帯広市史があります。その「幼稚園」の項で園別の園児数等を紹介しています。数字は昭和57年3月時のものです。前段の書き出しは昭和51年発行の帯広市史と同じです。よって、省略します。

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 44.幼稚園
@ 学校法人双葉幼稚園         五学級  百人 
A 学校法人帯広幼稚園         八学級  二百七十人 
B 宗教法人帯広藤幼稚園        八学級  二百十一人 
C 学校法人帯広大谷幼稚園       四学級  百四人 
D 宗教法人帯広東幼稚園        七学級  二百偽十四人 
E 学校法人帯広聖公会幼稚園      五学級  百八十一人 
F 宗教法人帯広柏林台カトリック幼稚園 七学級  二百五十人
G 学校法人葵幼稚園          七学級  二百六十人
H 学校法人つくし幼稚園        六学級  百五十五人 
I 学校法人ひまわり幼稚園       九学級  三百十六人
J 学校法人第一いずみ幼稚園      四学級  百九人 
K 学校法人葵南幼稚園         八学級  二百九十五人 
L 学校法人帯広わかば幼稚園      八学級  二百八十四人 
M 学校法人第二ひまわり幼稚園     四学級  百十二人 
N 学校法人帯西幼稚園         八学級  二百二十一人

葵南幼稚園は、文部省研究指定園として「障害児の保育」の研究をはたした。〜

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 と、帯広市史にはあります。

  最後にある葵南幼稚園が障害児保育の研究指定園になったことについては、葵南幼稚園はもちろんですがもう一つの葵幼稚園も障害児と健常児の混合保育事業を導入しています。当時の阿部理事長は、葵幼稚園で四人の障害児を預り五十年にスタートするが健常児の父母からは「ウチの子と一緒にしないで」と強く反対されたが、その声はある日ピタリと無くなったといいます。ここで言う「ある日」とは、運動会の競技で障害のある子の手を引っ張ったり、後押しする我が子の姿を見た父母たちが感動したことを言います。


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