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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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〒080-0022 帯広市西12条南17丁目3


学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第59楽章 ―想定外のO157―

 平成8年は、帯広市で一番古い歴史を持つ帯広小学校が開校100周年を迎えた年です。また、厚生省(現厚生労働省)が、全国に認可保育園は約22,500カ所あるが、無認可保育所も約9,300カ所にのぼると発表した年でした。そんな中、この年の7月、堺市の小学校で学校給食を食べた児童や教職員約8,000人が感染する食中毒「O-157」が発生したのです。食中毒には、給食を提供する葵幼稚園グループも十分に気をつけていたのですが、10月も終わりに近づいたときその当事者になったのでした。20年が過ぎた今でも子どもたちはもちろんですが、保護者そして地域社会には申し訳なく思っています。十勝毎日新聞の見出しを紹介します。

  1.平成8年10月29日 O157 幼稚園で集団感染の疑い
            葵西の園児、職員ら50人 16人入院 2人にHUS症状
            帯広保健所給食など検査急ぐ
  2.平成8年10月30日 O157症状31人増え81人に 新たに5人が入院
            感染源調理場関係に絞る
  3.平成8年11月02日 2次感染の可能性ない O157不安解消へ関係機関全力 
            父母へ正確な情報 葵西幼稚園
  4.平成8年11月04日 葵西幼稚園O157 感染源ポテトサラダ
  5.平成8年11月05日 入院患者は回復の兆し 園長らが見舞いに
            通院をしている全家族も
  6.平成8年11月05日 O157 2次感染対策を強化 園児の兄弟
  7.平成8年11月07日 葵西幼稚園O157で第2回専門家会議
  8.平成8年11月08日 「葵西」に対策室 父母への対応一本化
  9.平成8年11月11日 再開は園児の回復を待って 葵西幼稚園
10.平成8年11月13日 かわいい姿を元気に 音更大谷幼稚園で発表会
11.平成8年11月13日 5人退院し入院は一人に 札医大の二人も回復へ
12.平成8年11月14日 O157発生源どこでも 再発防止へ万全の対策を


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