例に習って平成2年の十勝毎日新聞の見出しを紹介します。
1.平成2年03月07日 『元気に1年生に…』幼稚園、保育園で卒園式
2.平成2年04月05日 友達と元気いっぱい 各保育所で入所式開く 3.平成2年04月15日 日ソ友好の花開く あじさい保育園
セイロンベンケイソウ 平山園長5年前、訪ソ時贈られる
4.平成2年05月18日 基本的な生活力を 幼児教育講演会など開催 天野和幸さん帯広幼稚園協会長に就任
5.平成2年06月17日 元気に遊戯や競技 幼稚園で運動会 父母らの声援飛ぶ 6.平成2年07月05日 交通事故気をつけて 新得幼稚園 こぐまクラブ発足
本当に少ない新聞記事数ですが、残念なのは、平成2年4月は葵西幼稚園がスタートした年です。初めての入園式をなぜ報道してもらえなかったのか不思議に思います。最も、市内保育所の入所式は記事としてありますが、市内のどの幼稚園の入園式報道はありません。不思議なことです。
この年、源照学園は三つ目の幼稚園として「葵西幼稚園」を80人の新入園児を迎えてスタートしています。法人の全園児数は633人です。この数字が、法人の歴史上では最大です。その後は、同じ幼稚園数で平成9年まで推移していきますが、平成9年度は平成2年の633人が432人と8年間で何と200人の減数です。何がそうさせたのかは分かりません。
それでは、市内全体ではどうかと目を移せば、平成2年は15園で3,021人です。それが、8年後の平成9年度には2,705人です。316人の園児数減少です。この316人の中に源照学園3園の201人が入っていることになります。10年後に、源照学園がどうなっているかを予想することはできませんでしたが、その時から園内に内在していた問題の存在には理事会も職員もまだ気づいていなかったのでした。
平成2年は、つくし幼稚園の天野和幸園長が帯広幼稚園協会の新しい会長に就任しています。就任の挨拶の中で天野会長は、平成2年4月に文部省の幼稚園教育要領が改訂されたことに触れ、幼児の自主性、創造性の重視を強調します。
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平成2年(1990)年5月18日 十勝毎日新聞 |
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