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      生きる力を身につけたたくましい子供を育てる

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学校法人帯広葵学園 理事長 上野敏郎  

第109楽章 ー卒園児の似顔絵2000枚ー

 平成25年10月1日付けの十勝毎日新聞は、葵学園が卒園児に贈ってきた似顔絵を報じています。葵学園では平成12年度の卒園式から卒園児の似顔絵を贈ってきました。この絵は、市内に在住する菅野孝雄さんに描いてもらったものです。菅野さんは広尾町の出身で、昔映画が庶民の大衆娯楽として賑わっていた時代に映画の看板絵師として活躍した方です。

 戦前の帯広に映画館は3館しかありませんでした。その後庶民の娯楽として映画は定着し昭和30年中ごろには10館を超しますが40年代に入るや否や映画館はどんどんまちから消えていくのでした。菅野さんはその全盛期に大いに看板絵師として腕を振るっています。

 この菅野さんの腕前を葵学園の子どもたちの似顔絵に生かしてもらおうと考えたのが「卒園記念に似顔絵」を贈る企画でした。親御さんにとって幼稚園や保育園の卒園式は、長い子育ての中で最初の節目とも言えるものです。子どもたちはどんどん成長していきますが、せめて5歳時代の子ども顔から子育ての希望を感じ取って欲しいと願っています。

  さて、最初の似顔絵は平成12年3月の卒園式でした。卒園児は、帯広の森幼稚園が76人、つつじが丘幼稚園が72人でした。合計で148人となります。そして13年後の平成24年3月の卒園式分138人を加えて2,010人を数えるのですからびっくりします。地元新聞に取り上げてもらったことを感謝しなければなりません。

  ちなみに、平成28年3月までの総合計は2,661人に上っています。これからも、菅野さんの似顔絵を葵学園の特色にしていきたいと思っています。
初代理事長 大高源照氏の似顔絵
(昭和39年4月〜昭和48年10月)
 ※学校法人設立は昭和43年4月
第2代理事長 阿部勝治氏の似顔絵
(昭和48年11月〜平成4年3月)
画:菅野孝雄氏


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