平成25年3月の新聞記事の切り抜きは、3月1日付け十勝毎日新聞の「資格持つ2人でベビー教室 帯広の後藤さん、庄司さんダンスとマッサージ」の記事から始まります。子どもを抱っこできる限られた期間にぜひスキンシップをして欲しいとの願いから教室を開くことになったのです。これは、育児で悩むお母さんたちのコミニュケーションづくりの場としても有効だと思います。
3月16日午後6時半から、とかちプラザで『「赤い山青い山白い山」フォ−ラム』が開かれました。私も一人のパネラーとして参加しています。「赤い山青い山白い山」とは、帯広地方に歌い継がれている子守歌です。ただ、歌い継がれていると言っても一般家庭でごく自然に歌われているのではありません。
関心のある合唱団などが歌い続けてきたというのが正しいのです。
この子守歌は、明治40年に発行された「日本民謡全集」(本郷書院)に「子守歌(十勝圏)」として歌詞が収録されています。この歌詞を、童謡作家として有名な北原白秋が絶賛し、自らの代表作である「赤い鳥小鳥」のもと歌となったと記しています。このことに気づいた帯広の合唱団が昭和30年代ごろから歌い続けてきたのでした。
帯広葵学園が経営する幼稚園や保育園では、年間20曲の童謡指導をすることになっています。その中に、この「赤い山青い山白い山」と「赤い鳥小鳥」が入っています。
私は、北原白秋の生まれ故郷である九州の柳川市にある「北原白秋記念館」を3度訪れています。柳川市と帯広市が、この子守歌で結ばれるまちになればいいと思いながらです。二つのまちが子どもの歌で結ばれて「音楽姉妹都市」になればなお素晴らしいとも思ったのです。現実はそうはなっていませんが。
3月27日付け朝日新聞は、増えない認可保育園問題を取り上げています。認可保育園は全国で約2万3700カ所あり、認可外は約7500カ所あるが、保護者は様々な理由から認可保育所に子どもを入れることを希望します。しかし、認可保育所を作るには、建設費や運営費に億単位のお金を必要とするのです。それに基準も厳しいことから、その数は増えないのですが・・
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